ココロをととのえる5分

毎日5分 空を見上げて心を整える習慣

Tags: 空を見る, 心を整える, 習慣化, リラックス, マインドフルネス

大学生の皆さん、こんにちは。

学業のこと、人間関係、将来のことなど、色々な考えが頭の中を巡って、心が少しぎゅっとなるような瞬間はありませんか。SNSを見ていると、他の人が輝いて見えたりして、自分と比べて不安になることもあるかもしれません。本格的なメンタルケアは敷居が高いと感じる方もいるかもしれませんね。

この「ココロをととのえる5分」ブログでは、そんな皆さんが毎日たった5分で気軽に試せて、心を穏やかに整えるための一歩となるような習慣をお届けしています。

今日は、特別な場所に行かなくても、いつでもどこでも試せる「空を見上げる」という simple な習慣をご紹介します。

毎日5分、空を見上げる習慣とは

この習慣は、文字通り、1日のうちたった5分で良いので、空を見上げる時間を持つというものです。窓の外でも、ベランダからでも、通学途中に少し立ち止まってでも構いません。ただ、何も考えずに空を見てみます。

不安な気持ちや、ぐるぐる考えてしまうことから一時的に離れて、目の前にある「空」という広大な空間に意識を向けてみるのです。

なぜ空を見上げるのが良いのでしょうか

なぜ、空を見上げるというシンプルな行為が、心の状態に良い影響を与えるのでしょうか。いくつか理由が考えられます。

まず、物理的に「上を向く」という行為そのものが、内側に向きがちな意識を外側へと開いてくれます。広々とした空を目にすることで、心の中の狭まった視野も少し広がるような感覚が得られることがあります。

また、空は刻一刻と表情を変えています。雲の形、色の濃淡、光の当たり方。同じ空は二度とありません。空を観察することで、「今ここ」に意識を向ける練習になります。これはマインドフルネスにも通じる考え方です。過去の後悔や未来の不安ではなく、目の前の空の色や形に意識を集中することで、思考のループから一時的に抜け出すことができます。

そして、空はどこまでも続いていて、私たちを優しく包み込んでくれるような存在です。空を見上げることで、自分もこの広い世界の一部なのだと感じられ、孤独感が和らぐことがあります。自然の中に身を置くことが心を穏やかにするように、空もまた私たちにとって身近な自然の一部なのです。

5分で試せる「空を見上げる習慣」の具体的な方法

それでは、実際にどのように5分間、空を見上げる習慣を取り入れてみましょうか。

  1. 時間を見つける: 1日のうちで、ほんの少し立ち止まる時間を見つけます。朝起きてすぐ窓の外を見る、休憩時間にベランダに出る、講義の合間に空を見上げる、帰宅途中に立ち止まるなど、いつからでも始められます。
  2. 場所を見つける: 窓辺、ベランダ、建物の隙間から見える空、公園のベンチ、帰り道の開けた場所など、あなたが安全に空を見上げられる場所を選びます。
  3. ただ見つめる: 難しいことは考えず、ただ空を見つめてみてください。今日の空はどんな色をしているか、雲はあるか、太陽の光はどんな感じか。
  4. 呼吸を意識する: もしできそうなら、空を見ながらゆっくりと呼吸をしてみてください。鼻から息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出す。空の広がりを感じながら、息を吸って吐いてみます。
  5. 心に浮かぶ考えを見る: 考えることや感情が浮かんできても、それを追い払おうとせず、ただ受け止めます。そして、それを空に浮かぶ雲のように眺め、流れていくのをイメージしてみてください。
  6. 5分が過ぎたら: 見上げるのをやめて、ゆっくりと視線を戻します。空を見て感じたことを心に留めておきます。何か特定のことを感じなくても、ただ「空を見たな」と思うだけでも十分です。

この5分間は、パフォーマンスを上げるための時間でも、何かを解決するための時間でもありません。ただ、自分と空との間に流れる時間を静かに感じてみる時間です。

この習慣がもたらすかもしれない効果

毎日空を見上げる習慣を続けることで、次のような良い変化が感じられるかもしれません。

習慣化のための gentle なアドバイス

毎日5分を続けるためのヒントをいくつかご紹介します。

まとめ

私たちはつい、目の前のことや、スマートフォンの画面にばかり気を取られがちです。でも、少し上を向いて空を見上げるだけで、私たちの心を穏やかにしてくれる広がりと優しさがそこにあります。

「毎日5分 空を見上げる習慣」は、いつでも、お金もかからず、誰にでもできる、とてもシンプルな心の整え方です。忙しい日常の中に、この静かで穏やかな時間を取り入れてみることから、あなたの心をととのえる習慣を始めてみませんか。

空は、あなたがどんな状態であろうと、いつもそこに広がっています。安心して、心の重荷を少しだけ下ろして、空に心を預けてみてください。


この習慣が、あなたの心にとって、優しい光のような存在になることを願っています。